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掌の砂、流れる雲、それから。

掌の砂、流れる雲、それから。

thanks…


あの日の柔らかい陽だまりの
真ん中に君が笑っていたよ

初めて感じた懐かしさと
あの苦しい程のときめきは
今でも変わってない

微笑んでくれた温かさと
眩しい位の指の綺麗さが
眼に焼き付いて離れない

その腕に抱きとめられるより
もっとずっと欲しいものがある
例え叶わなくてもいいから

自分の言葉が過去のモノになる前に
君の心に見せてあげたい

君のこと好きになって
私は自分が好きになったよ

大きな大きな向日葵のような
君のこと好きになってから

不思議なことは
自分の弱さも怖くなくなったよ
だからさみしくても生きていける
向日葵の種がいつの日か
私の心で咲き誇る花になる
だから
さみしくてもひとりぼっちにはならない





 ☆ ・ 病気になったら ・ ☆

       病気になったらどんどん泣こう
       痛くて眠れないと言って泣き
       手術がこわいと言って涙ぐみ
       死にたくないよと言ってめそめそしよう

       恥も外聞もいらない
       いつものやせ我慢や見えっぱりをすて    
       かっこわるく涙をこぼそう
       またとないチャンスをもらったのだ    
       自分の弱さと思いあがりを知るチャンスを

       病気になったらおもいきり甘えよう
       あれが食べたいと言い こうしてほしいと頼み
       もうすこしそばにいてとお願いしよう
       遠慮も気づかいもいらない

       正直にわがままに自分をさらけだし
       赤ん坊のようにみんなに甘えよう
       またとないチャンスをもらったのだ
       人の情けとまごころに触れるチャンスを

       病気になったら心ゆくまで感動しよう
       食べられることがどれほど有難いことか
       歩けることがどんなに素晴らしいことか
       新しい朝を迎えることがいかに尊いことか

       忘れていた感謝の心を取りもどし
       見過ごしていた当り前のことに感動しよう
       またとないチャンスをもらったのだ
       この瞬間に自分が存在しているという神秘
       いのちの不思議に感動するチャンスを

       病気になったらすてきな友達をつくろう
       同じ病を背負った仲間日夜看病してくれる人
       すぐに駆けつけてくれる友人たち
       義理のことばも儀礼の品もいらない

       黙って手を握るだけですべてを分かち合える
       あたたかい友達をつくろう
       またとないチャンスをもらったのだ
       神様がみんなを結んでくれるチャンスを

       病気になったら安心して祈ろう
       天にむかって思いのすべてをぶちまけ
       どうか助けてくださいと必死にすがり
       深夜ことばを失ってひざまづこう

       この私を愛して生み慈しんで育て
       いつか御自分のもとへ呼んでくださるお方に
       すべてをゆだねて手を合わせよう
       またとないチャンスをもらったのだ
       まことの親である神に出会えるチャンスを

       そしていつか病気が治っても治らなくても
       みんなみんな流した涙の分だけ優しくなり
       甘えとわがままをこえて自由になり

       感動と感謝によって大きくなり
       友達を増やして豊かになり信じ続けて強くなり
       祈りのうちに神の子になるだろう
       病気になったらまたとないチャンス到来

       病のときは恵みのとき
                  (晴佐久昌英 カトリック司祭)



Mayuとあなたと

昨日、たまたま、みつけてmayuさんに許可を頂きました…
この詩を皆さんに送ります。
mayuさん、どうもありがとうございました。



Last updated 2005.10.26 17:28:21</font>


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